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「士」「家」「師」「官」の違い 

※ 編集中です。

 

職業に〜とつく人たち。の話です。
昔の日本には士農工商という分類がありました。

現代ではその職業の細分化や復号化、また、専門家としてのスキル以外にも求めらる能力も多いためかこのような明らかな4分類というものは聞きませんし、かつer、〜stという言い方も多いものですが、なぜそういった分類、呼称になっているのか?また、後半では分類を横断するような職業についても考えます。

職業




まず、家。いえ、ですね。

画家 建築家 彫刻家 音楽家 書道家 舞踏家 作曲家 作詞家 作家 翻訳家 茶道家 漫画家…

などが挙げられます。「家」が付くのはさてどういう職業なのか?というと、パッと見てもお分かりいただける通り芸術・アート分野に関係する仕事。ですね。今でいうクリエイターがこれです




士です。士。サムライ。

会計士 税理士 弁護士   建築士   弁理士  中小企業診断士  行政書士  不動産鑑定士 保育士 管理栄養士…

この「士」が付く職業というのは、社会制度に則って仕事をしている人達。です。いずれも国家資格が必要となる職業ばかりが並んでおり、高度な専門知識が必要とされる仕事です。




師です。師匠の師。

医師 薬剤師 獣医師 美容師 鍼灸師 
マッサージ師 調理師…

この師が付く職業も資格を必要とするものが多いですが、"人"や"人の体"に近く、人の命や健康に関わる仕事が多いですね。




官。官と民。の、官。

外交官、警察官、海上保安官、刑務官、
裁判官、検察官…

一般的な生活ではあまりお世話になることのない、なんだかエラい人たちが並んでいます。


さて、家/士/師/官で分類してキャプションをつけてみましたが、それぞれがどういう仕事なのか、が分かります。ざっくりいうと、

家…楽しませる人
士…きちんとさせる人
師…手入れする人
官…守る人

になります。家と師は「習うより慣れろ」方式で座学でのお勉強だけではどうにもならない部分がありそうに思いますし、また、士と官はお勉強して頂かない事には全くなれなさそう・なられたら困る仕事のように思います。

筆者は起業しているのですが、この時に提出する書類の中に「職種分類コード表」というものがあります。そこには数百種類に及ぶ職業の分類があり、一覧や百科事典が大好きな筆者はあまりの面白さにしげしげと眺めていたのですが、まるで勇者、魔法使い、賢者、僧侶、といったゲームの世界の中にいるような錯覚を覚えたものです。

人は誰しもそれぞれの人生を歩む主人公な訳ですから、できるだけ強そう・賢そう・優しそうなキャラの人を味方につけて充実した人生を送りたいものです。


さて、本題この4つのうちの2つを含む職業や、あれ?という肩書きもこの世の中には存在します。

まずは単に士/家/師/官とも言えない職業を挙げてみましょう。


政治家、医者、建築家、経営者、起業家などです。


政治家

政治。筆者は政治家というのは、ドラえもんで言うならば出木杉くん、学校のクラスでは学級委員のような人たちがやった方がいいものではないかと思います。クリーンで公明正大。とはいえ知的エリートによるオリガーキーは…やめておきましょう。某国ではジャイアンか?という人物がトップとなってから世界中がわさわさしてますが、まぁ、世界は多くの国で構成されています。

どうあれ、政治、家。なぜ政治家に家がつくのか?というところですが、政治はもちろん芸術ではありません。ただ、どういった社会が好ましいのか?という想像力やそれを実現させるための創造力は必要とされるでしょうし、リーダー的なことをやったことのある人なら分かるかもしれませんが、リーダー、というのは、その本人は先が見えづらかったりするものです。

人にリードされる、のであれば、基本的にはその人を信じてついて行けばいいようなところがありますが、リードしていく人というのはする側になればなるほど難しい判断を迫られたりもするものです。多くの人を率いて、言ったことが成功すればホント、しなければウソ、という意味では何かを創造する過程に似ているようにも思います。


医者

さて、医者です。医師ともいいます。美容師さんといえば髪を切る人。と決まっていますが、美容者さんとはいいません。なぜなのか?医者というのは人の命や健康に関わる、重要な仕事です。資格がどうのこうの、という枠を超えて、医療に関わる人である。公の仕事ではこういう人間・プライベートではこういう人間、という単にお金を稼ぐ手段としての仕事、ではない、何かその人自身である。ということが求められる職業なのかもしれません。


建築

さて、この建築家、ですが、建築士。にもカテゴライズされています。これはなか?建築家、の役割は芸術家のそれに近く、デザインに関するセンスや時代を読む力も問われそうです。ただし、建物が建つには法規に関係することや建物に関するエキスパートとしての専門性も必須でしょうから、士業としての能力も求められる。ということですね。


経営者

最後に経営者・起業家。です。起業という芸術?そんなものはありませんが、これは政治家のそれと近いものがあるのかも知れません。起業をするには世の中に関する多くの知識や、様々なプロフェッショナルの協力を仰ぐことも必要です。一つのビジネスを成立させる技芸のようなもの、と言えるかも知れません。

ただ、筆者は起業家という言葉は好きではない、あるいは何か胡散臭いもののように思います。何かやりたい中身、人にしてあげられる事があって初めてそれを会社やお店にする必要がある、のであればそれは頷けますが、なんとなく会社に縛られたくないから、起業という事に憧れて、というのでは、目的がお金を稼ぐ事だけになってしまいます。もちろん、経済学的には 「企業の目的は利潤を追求する事」なので悪い事ではありませんが、何ができる人なのか?何をしている人なのか?という事が明確でないというのはおかしな事、本末転倒ではないかと。

様々な種類の事業を成功させている余程の人物ともなれば起業家と言う他ないのかも知れませんが、どんなに大きな会社であっても専門とする分野の軸は定まっているものです。社会に何かしらのサービスを提供できて雇用も創出できる人。そんな人の事をこそ経営者というのではないでしょうか。

 

Thank you for reading.