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「想像」と「創造」の違い

想像と創造の違いです。

Index / 目次
1. 想像と創造の違い
2. 想像力と創造力
3. 想像と創造のコツと価値
4. 想像しよう創造しよう


想像



1. 想像と創造の違い

この世の中における誰しもが毎日毎日大なり小なり想像をします。あれ?返事が返ってこないけど何でだろう?から始まり、宇宙って一つしかないのかな?なんていうことに至るまで。ヒトは様々色々な想像をするものです。多くの人は想像はしますが創造はあまりしないのではないか?また、想像と創造との違いは?についてです。

まず想像と創造の違いですが、これは

 

想像   頭の中で思い浮かべること

 

創造   実際に作ること

 

です。


2. 想像力と創造力

世の中には様々なクリエイティブなジャンルがありますが、この想像と創造、の両方が少人数で完結するものと多くの人の協力を必要とするものがあります。その開き具合別に並べてみました。

 

小説   写真   絵画   彫刻   音楽  映像   演劇   建築  

 

これは一概に 簡単  ⇦    ⇨  難しい。ということではありません。小説を書くには文字さえ書ければ書けるのか?と言うと、いかに思い浮かべたストーリーや風景などを言葉にするか。これにはそういった技術や表現力が必要になります。最低限必要な文字を読み書きすること。は誰しもがマスターしていることではありますが、プロとして活躍するには多くの修練が必要でしょう。ただ、なんとなくそれを形にすること、これはある程度容易です。

反対に建築ですが、これには図面を書いたり模型を作ったり、と言う一般的な人がしないような技術が必要になります。頭の中ではこんな建物や空間があればな、という想像はできても、実際に建物を作るということは素人にはできません。設計をする人がいて現場監督、建設機材を扱える人。職人さん、など多くの人の協力がないとできないことですね。かなりの創造力が必要になります。

想像力と創造力。想像というのは一人でもできるものですが、創造をするのに必要なパワーの大きさは違います。



3. 想像と創造のコツと価値

さて

 

クリエイターとはよく言ったものですが、実際のところたかだか人が本当の創造主になれる訳はありません。無から有は生み出せません。クリエイティブであるという事は可能でも実際には何かしらの情報や知識といった外側にある何かを再編している媒介者、メディウムです。

 

筆者はガウディが好きなのですが、そのガウディの言葉に

 

「神が創ったように創れ」という言葉があります。

 

いくらガウディといえどもなんておこがましい事を言うのだろう…。と思っていたのですが、今ではそう言う意味ではなく、やや実際的にいえば理にかなったもの・合理性に優れたものを、或いはこの世の中に必然的に生まれ必要とされるものを作りなさい。またはそういうものでないと生まれない。という言葉なのではないかと思っています。


さてこの想像と創造のコツ。なのですが、

想像に求められるのはオリジナリティがあるかないか。創造に必要なことはいかにそれを実現させられるか。です。

想像は極端な言い方をすれば人里離れた秘境で行うほうがよく、創造をするには多大なコミュニケーション力が必要とされます。

 

クリエイターと呼ばれる人たちの苦難や葛藤、また喜びというのも常々ここにあるのではないでしょうか。建築の世界で言うと稀代のクリエイター、ル・コルビュジエが提唱した様々な理論は死後でもまだまだ実現されていませんし、日本の昭和の建築家達が提唱したメタボリズムなども想像されたほどには創造されたものがありません。よく時代が追いつかなかった、というカッコイイ言葉がありますが、こういったクリエイターの想像力に、世の中の創造力が追いつかない。ということは往々にしてあり、それほどまでに優れた想像力を持っているということですね。

想像だけでは頭の中にある世界になってしまいますので、それを表現、あるいは創造をできなければあまり意味はありません。もちろん想像されたことを後世の人間がインプットし違った形でアウトプットする。ということもありますが、想像だけに終わらせずにいかに創造するか。モノを作る人達はこれを強く意識する必要があります。


4. 想像しよう創造しよう


モノを作ることに興味のある人たちにオススメしたいのは、とにかく想像したことをアウトプットして形にして、人に見せる。ということです。ひまわりの絵で有名な誰もが知る画家、ゴッホという人がいますが、このゴッホ、今では世界的に有名な画家ではありますが、生きている間は全く評価されずにかなり不毛な人生を送っています。現代はインターネットが発達していますので、少しでも誰かに見てもらう、というところから作ったものが評価されたり広がったり、という可能性があります。

どんな分野の職業であれ、芸術的なことというのは人々を豊かにするものではありますが、必要最低限の生活に必要なものなのかというとそうではありませんので、ただ少しの才能や適正、資質があるだけで誰もがプロになれるような甘い世界ではありません。ただ、ほんの少しのきっかけからモノを作ることが好きになり、好きなことが仕事になる。そんなことはあり得るように思います。

想像するだけではなくて少しでも創造してみること。

あなたの人生が少しでも豊かなものになることを祈ります。

Thank you for reading.