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「構造主義」と「実存主義」の違い

小難しい事も。フーコー好きな筆者が書きます。

※ 初歩的・簡易的な説明ですので哲学的な議論やクリティークはご遠慮ください。

 

Index / 目次                    

1. 構造主義とは

2. 実存主義とは

3. 構造主義と実存主義の違い

4. まとめ

 

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1. 構造主義とは

 

1960年代に生まれ、主にフランスで展開された20世紀の現代思想の一つの潮流。代表的な思想家としてはミシェル・フーコー、ロラン・バルト、ジャック・ラカン、クロード・レヴィ=ストロースなど。

ある現象に対して、その潜在的な構造(仕組み)を抽出(炙り出し)、その構造によって現象を理解または統制をとるための方法論を指す語。

 

数学的・科学的なアプローチで真理に到達し、どうしたらよく生きられるかを模索する主義。

 

2. 実存主義とは

 

第二次世界大戦後に生まれ、文学・芸術を含む思想運動として展開された20世紀の現代思想の一つの潮流。代表的な思想家はフリードリヒ・ニーチェ、セーレン・キルケゴール、マルセル・サルトル、カール・ヤスパース、マルティン・ハイデガーなど。

 

人間の実存(人間一人一人の存在  「科学者のアインシュタイン」という存在ではなく、アインシュタインという人そのもの)を思考する事の軸におくような思想的な立場を指す語。

 

現代文的・文学的なアプローチで真理に到達し、どうしたらよく生きられるかを模索する主義。

 

3. 構造主義と実存主義の違い

 

どちらも一つの人類の叡智、知性の結晶としての哲学という意味では同じだが、構造主義は一般的にイメージされる、読めない本としての「哲学 (氷のように冷静に積み上げられた考え方) 」に近いが、実存主義は詩・物語などを通してそれを伝える作品もあり、実体験として理解・感じられるような「哲学 (決して揺るがない信念) 」といった傾向がある。

 

4. まとめ

 

構造主義…左脳をフル活用して哲学する派

実存主義…右脳をフル活用して哲学する派

 

友達にするならサルトル。

 

Thank you for reading.