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「アトキンソンサイクル」と「ミラーサイクル」の違い

車の次世代型エンジンの説明です。

 

Index / 目次           

1. アトキンソンサイクルとは

2. ミラーサイクルとは

3. アトキンソンサイクルとミラーサイクルの違い

4. まとめ

 

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1. アトキンソンサイクルとは

 

容積型内燃機関(オットーサイクル)が基礎となっている、圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率を改善した内燃機関のこと。

 

エネルギーを無駄なく効率よく使うためには優れた機構で、クランクシャフトとコンロッドを複数のリンクと組み合わせるため部品の点数が増えてしまい複雑な機構になるためこれまで実用化されていなかった。

 

2. ミラーサイクルとは

 

アトキンソンサイクルを、擬似的に吸気バルブの早閉じ、遅閉じによって実現したサイクル機構のこと。

 

「ミラー」は1947年に考案した技術者の「R.H.Miller」が由来。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスエンジン等に応用されている。

  

3. アトキンソンサイクルとミラーサイクルの違い

  

「アトキンソンサイクル」は熱効率が良く、理論としてはエンジンの在り方の模範のようなものとして提唱されていたが、物理的にそのまま実現に至るまでの条件が整っていなかった。近年になって技術が進歩したことで実用化され、ホンダやトヨタなどがその機構を既に採用している。「ミラーサイクル」ははあくまで"アトキンソンサイクル風"で、それまでの技術で擬似的・代替的に実現させたもの。

 

4. まとめ

 

アトキンソンサイクル…アトキンソンサイクルを実現させた、熱効率の良い新型エンジン機構

 

ミラーサイクル…アトキンソンサイクル風の、熱効率がそこそこいい旧型エンジン機構

 
Thank you for reading.